福島あゆみブレイクダンス日本一: 40歳で世界を制したBgirlの挑戦と魅力

2024年7月5日 2024年7月5日

tamanegi

当ページのリンクには広告が含まれています

1. 福島あゆみブレイクダンス日本一: 遅咲きのメダル候補AYUMIはどんなBgirl？

引用元：福島あゆみインタビュー「今の自分があるのはブレイキンのおかげ」｜ブレイクダンス (olympics.com)

福島あゆみ、ダンサーネームAYUMIは、1983年6月22日に京都府で生まれた40歳のブレイクダンサーです。身長154cmと小柄ながら、そのパフォーマンスは世界中の観客を魅了しています。普段は幼稚園や保育園で英語の先生も務めており、ダンサーとしてだけでなく、多方面で活躍しています。

彼女の経歴は驚くべきものです。2021年の世界選手権を制し、2022年には3位。2024年2月には日本選手権を3連覇しました。まさに日本一と呼ぶにふさわしい実績を持っています。

AYUMIがブレイクダンスを始めたのは、ダイエットがきっかけでした。高校を卒業後、カナダのバンクーバーに留学した際、美味しい食べ物に魅了され、10キロも太ってしまったそうです。もともと語学留学の予定でしたが、カレッジまで進むことを両親と相談し、5年間滞在することになりました。

ブレイキンとの出会いは、日本に一時帰国していた時、ブレイキンをしていた姉のBgirl Narumiに誘われたことがきっかけでした。AYUMIがブレイクダンスを始めたのは21歳の時で、遅咲きのスタートでした。

AYUMIは以前、ヒップホップダンスを習っていましたが、そこまでのめり込むことはありませんでした。しかし、ブレイクダンスは全く違っていたと言います。初めてのレッスンで教えられた動きが全くできず、悔しさから毎日練習を続けるようになりました。

「出来ないのは楽しい」と語るAYUMIは、その悔しさをモチベーションに変え、日々の練習に打ち込むことでスキルを磨いていきました。お姉さんや先輩と一緒に練習する環境も良かったのでしょう。ブレイクダンスに対する彼女の情熱と素養は、世界チャンピオンになるための大きな要因となりました。

AYUMIは、「次から次へと自分の中でステージが変わっていく」と言います。毎日練習し、新しいことができるようになる喜びが、彼女を支えました。世界チャンピオンになるまでの道のりは、チャレンジと実現の繰り返しでした。

「勝ちが成功だと思っていない」というAYUMIのマインドセットも重要です。彼女は、自分がやる過程が最も大事であり、パフォーマーとしてその日に最大限の力を発揮することを重視しています。この姿勢が、彼女をブレイクダンスの頂点に導きました。

福島あゆみが2024年5月に行われたパリオリンピック予選シリーズで日本選手の中で初めて優勝しました。彼女は40歳という年齢で、若いライバルたちを打ち破り、日本一の座に輝きました。

この大会での彼女のパフォーマンスは、多彩なステップとキレのある足さばきで観客を魅了しました。ジャッジの結果、3対0で勝利し、オリンピックの出場権獲得に向けて大きな一歩を踏み出しました。

AYUMIは、ブレイクダンスを始める子供たちに対して「ブレイクダンスは自分で創り出すことが大きい」とメッセージを送ります。基礎をしっかり身につけ、その上で自分の個性を表現することの大切さを説いています。

ブレイキンはスポーツであると同時にアートでもあり、チーム活動を通じて人間性も成長させることができます。AYUMIは、ブレイキンを通じて多くのことを学び、挑戦する気持ちを大切にすることを子供たちに教えたいと考えています。

2024年5月19日、アーバンスポーツのパリオリンピック予選シリーズで、ブレイキン女子決勝は日本選手同士の顔合わせとなり、AYUMIがAMIに勝って優勝しました。これにより、AYUMIはオリンピック出場権獲得に向けて大きく前進しました。

AYUMIは「最後まで踊りきれて自分でもびっくりだった」と語り、今回の大会に向けた気持ちの大きさを感じさせました。次の予選シリーズに向けては、ケガを治し、自分のスタイルをさらに磨くことを目指しています。

リンク

福島あゆみのブレイクダンスに対する情熱と挑戦は、多くの人々に感動と勇気を与えています。遅咲きのスタートから日本一、そして世界チャンピオンにまで上り詰めた彼女のストーリーは、何歳からでも挑戦することの大切さを教えてくれます。

ぜひ、彼女のパフォーマンスを一度見て、その魅力に触れてみてください。そして、ブレイクダンスに興味を持った方は、AYUMIのメッセージを心に留め、新しいことに挑戦する勇気を持ちましょう。

Follow me!