最新の男子バレー世界ランキング 2024：パリ五輪出場条件と注目ポイント

2024年6月5日 2024年6月5日

tamanegi

当ページのリンクには広告が含まれています

2024年のパリ五輪を目前に控え、男子バレーボールの世界ランキングが注目されています。この記事では、「男子バレー世界ランキング 2024 最新」のキーワードを中心に、最新のランキング情報、パリ五輪の出場条件、日本男子バレーの強さの秘密に迫ります。

1. パリ五輪出場条件
2. 最新の男子バレー世界ランキング 2024
3. 日本男子バレーの強さの理由
4. 世界の強豪チームの特徴
5. 日本男子バレーの今後
6. 石川祐希が考える、海外を経験することの意味
7. 日本男子バレーの強さの要因
8. 高橋藍が考える、日本男子バレーの強さ
9. 日本男子バレーの未来
10. 最新の男子バレー世界ランキング 2024：まとめ

1. パリ五輪出場条件

引用元：https://news.yahoo.co.jp/articles/1639c70884f2e4b5eceb14cfb64a25a6130fe427

パリ五輪への出場枠は開催国フランスを含む12チームです。出場枠は以下のように決定されます。

開催国枠：フランス
五輪予選：7枠
世界ランキング：ネーションズリーグ予選ラウンド終了時の世界ランキングで決定
- アフリカの最上位チーム
- 出場権獲得チームを除く上位4か国

日本男子バレーは五輪予選で既に出場権を獲得しています。

2. 最新の男子バレー世界ランキング 2024

現在の最新ランキングは以下の通りです。

順位	チーム	ポイント	五輪出場
1	ポーランド	415.13	確定
2	イタリア	361.86	出場圏内
3	アメリカ	352.45	確定
4	日本	347.25	確定
5	ブラジル	334.85	確定
6	スロベニア	331.50	出場圏内
7	フランス	318.12	確定
8	アルゼンチン	308.13	出場圏内
9	キューバ	261.17	出場圏内
10	セルビア	238.51
11	ドイツ	238.31	確定
12	カナダ	234.40	確定
13	オランダ	222.14
14	トルコ	197.50
15	ウクライナ	197.34
16	イラン	192.29
17	ベルギー	180.15
18	チェコ	166.76
19	エジプト	164.05
20	ブルガリア	162.30
21	クロアチア	149.04
22	カタール	147.87
23	ポルトガル	147.16
24	フィンランド	146.72
25	チュニジア	145.09

3. 日本男子バレーの強さの理由

日本男子バレーのキャプテンである石川祐希は、海外でのプレー経験がチームの強化に大きく寄与していると語っています。彼は、イタリアの強豪チームであるペルージャでの経験を通じて、技術と精神力を磨いてきました。

石川祐希のコメント

「世界一のプレーヤーになる」という目標を掲げる石川は、海外での経験が日本選手全体の評価を高め、日本代表チームの成長に繋がっていると述べています。具体的には、彼や高橋藍、西田有志といった選手たちが、イタリアやフランス、ポーランドなどでのプレー経験を積むことで、代表チームに戻ったときに大きな力となっているのです。

4. 世界の強豪チームの特徴

ポーランド

ポーランドは卓越した速度、技巧、精神力が特徴です。世界クラブチーム選手権での優勝などで実力を証明しており、ライバルと比べて引けを取る部分がほとんどありません。そのスピードやテクニックやメンタルは世界でもトップクラスと評され、有識者の間でも「バレー最強国の一角」として名前が挙げられます。

イタリア

イタリアはバレー強豪国として知られ、圧倒的な力と技巧、メンタルの強さが際立ちます。スーパーリーガの聖地であるイタリアのバレーチームは、相手を圧倒する力と翻弄する速度、卓越した技巧に秀でています。これらの要素が合わさり、イタリアは世界でもトップクラスの実力を誇っています。

アメリカ

アメリカのバレーチームは強靭な肉体とパワーを持つことで知られています。PVL出身の選手たちがチームの中核を成し、そのパワーやフィジカルは世界で最も優秀と称されます。アメリカもまた「バレー最強国の一角」として知られています。

ブラジル

ブラジルは安定した総合力を誇り、攻守に長けたチームを持つ国です。オフェンスにもディフェンスにも優れ、そのパワーとメンタルは世界でもトップクラスと評されています。ブラジルのバレーチームも「バレー強豪国の一角」として名を馳せています。

5. 日本男子バレーの今後

日本男子バレーは2023年のネーションズリーグでイタリアを下して銅メダルを獲得し、パリ五輪予選では自力での出場権を獲得しました。これらの成果は、選手たちの海外経験と国内での厳しいトレーニングの賜物です。

石川祐希の考察

石川は、日本代表チームが強くなった要因として、海外での経験を挙げています。彼は、海外でプレーすることが選手たちの技術とメンタルを大きく成長させ、日本代表の総合力を強化していると述べています。

石川は、「海外に行く選手が増えているというのがひとつ要因として大きくあると思います。ネーションズリーグでもパリのオリンピックの予選でも、スタートで出ている選手の半分は海外経験をしている選手なので、そこは非常に大きいなと思います」と語ります。

6. 石川祐希が考える、海外を経験することの意味

引用元：石川祐希 | JOC - 日本オリンピック委員会

石川はイタリアでの9シーズン目を終えた。世界トップリーグに身を置き、世界トップ選手たちとプレーしたこの9シーズンを、「スキルの部分でもそうですし、メンタルの部分でも大きく成長した」と改めて振り返る。自身の成長もさることながら、海外での日本選手への評価が変わってきているのも実感している。

「僕がイタリアに最初に来たときは、日本人の評価はあまり高くなかったんですけど、現在は僕もしっかりステップアップして成長しているので、そこの評価、日本人としての評価は高まってきたと思います。また、僕以外にも今、髙橋藍（らん）選手が活躍していますし（※5月20日に大阪を本拠地とするサントリーサンバーズ入団を発表）、それ以外にも西田（有志）選手が（これまでに）イタリアでプレーしているので、日本人の評価も非常に上がってきています」

石川は今季、ミラノで2年連続のイタリアセリエAプレーオフ進出、チームにとっても自身にとっても過去最高のリーグ3位という成績を残し、一方の髙橋はモンツァでプレーオフ決勝進出に貢献した。

「（それぞれが）成長したからこそ評価が高まっていると思っています」と石川は続ける。

7. 日本男子バレーの強さの要因

近年の日本男子バレーの快進撃の理由のひとつとして、選手たちの海外経験を日本代表キャプテンの石川は挙げます。「直接これひとつだけではないのは確かですけど、挙げるとすれば…」と前置きした上で、石川は続けます。

「海外に行く選手が増えているというのがひとつ要因として大きくあると思います。ネーションズリーグでもパリのオリンピックの予選でも、スタートで出ている選手の半分は海外経験をしている選手なので、そこは非常に大きいなと思います」

石川は、オポジットの宮浦健人の名を挙げます。1999年生まれの宮浦は、東京オリンピックが行われた2021年度の日本代表メンバーに初選出され、オリンピック出場メンバーには入らなかったものの、同年のアジア選手権でシニア代表として初出場を果たし、石川らとともに準優勝に貢献。2022年のネーションズリーグの後には、所属していたジェイテクトから強豪チームを多数有するポーランドへと渡りました。

「今シーズン（2023-2024年）はフランスでプレーしていますけど、昨シーズンはポーランドでプレーしていて、セカンドオポジットで出る機会は今以上に多くなかったと思うんですけど、日本代表に来たときに成長をすごく感じました」

その言葉通り、宮浦は2023年のネーションズリーグで目を見張る成長ぶりを多くのバレーファンに余すことなく見せつけました。

「海外に出る意味というか、試合に出られなくてもこれだけ成長したっていうのを彼が証明してくれたので、海外に行くことのメリットは大きいんじゃないかなと思いました」と、石川は続けます。

8. 高橋藍が考える、日本男子バレーの強さ

引用元：事前相談なく男子代表・高橋藍のポスター発行　日本バレーボール協会が『女性自身』発行元に対話呼びかけ「選手、マネジメントも困惑」 | ORICON NEWS

その思いはイタリアで3シーズンを過ごした髙橋も同じです。Olympics.comのインタビューで髙橋は、「海外で経験する選手も今すごく増えてきたというところで、石川選手から続いて西田選手、自分自身もそうですけど、2年前でいえば関田（誠大）選手であったりとか、やっぱり海外を1年でも経験することが日本の選手の中で意識として出始めてきていて、それが日本代表に戻ったときの総合力として強くなっている」と分析し、「世界ランキングが上の相手であったり、強豪国と言われるチームと当たるときに、勝てるイメージを持てているというか。昨シーズンもブラジルに勝ったりとか、イタリアに3位決定戦で勝ったりした。強豪国に勝つイメージ、引けを取らないところが持てていると思うので、上位のチームに勝っていくっていう、そういう部分で力がついてきたのかなというのはありますね」。

「海外の選手にもまれてやる大切さであったりとか、そこでプレーをしていくところの成長の大きさ」を実感した髙橋は、それが「今の日本バレーの強さに直結しているのかなと思いますね」と続けました。